なんでこんなに値上げが続いているのか?
コロナも終わりを見せつつあった昨年はじめのロシア・ウクライナ戦争が始まって以来すでに1年半近くが経ちますが、本当に現地で奮闘されているウクライナの方々の大変さは戦争を経験したことのない私達の想像を絶するものだと思います。なんとか1日でも早い戦争の終わりを切に願います。
現在、食材自給率の低い日本において、私達の会社も普段、チーズやハムなどを輸入しておりますが、この戦争により環境も大きく変化しました。ヨーロッパの生産者は電気代など工場のランニングコストの上昇を余儀なくされ、また原油高騰により航空貨物や船舶貨物の輸送代も上昇し、その他、包装資材などあらゆるものが高騰し、円安などの為替の問題も相まって結果、我々のような輸入業者は従来のコスト構造が維持できなくなり今日に至ります。
現在は為替レートも少し落ち着き、インバウンドの外国人観光客の来日数の増加による航空便の増加により貨物運賃もだいぶ落ち着いてきた感はあります。
輸入の仕事に携わって十数年が経ちますが、ここまでの環境変化の速度は未経験ゾーンであり、これからはこれに順応して行くほか道はないと思います。私達もより一層の経営努力で可能な限り今の市場に受け入れられるよう美味しいピッツァ、生ハム等を提供しなければいけませんし、柔軟な思考で新しい価値あるものを考える本当に良い機会だと捉え今後邁進していく所存です。
今回は取り止めのない内容のブログになってしまいましたが、また価値ある新しい商品を発表できるように致しますので今後とも宜しくお願い致します。